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スティーブ・ジョブズの人生・名言

Apple、Pixarの創業者でもあり、世界にその名を知らない人はいないのではというスティーブ・ジョブズ(英語名:Steve Jobs)。
今日は彼の人生と、日々の中で励まされる名言を見ていきます。

スティーブ・ジョブズの生い立ち

newly graduated people wearing black academy gowns throwing hats up in the air
Photo by Pixabay on Pexels.com

下記はスティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の卒業式で語った
彼の人生です。

スティーブ氏の実際の母は彼を妊娠しましたが、大学生で未婚だったため、
養子に出すことを決意。
母の意向で、大卒以上の学歴の人が親となる条件と
しており、弁護士ととの妻である選ばれたカップルが選ばれましたが、
最後の最後で女の子が欲しいと養子を断ります。
そこで、のちにスティーブ氏の育ての親となる二人が選ばれましたが、
実母は育ての親が父は中卒、母は高卒であることを知りました。
実母は最終の養子縁組の契約に署名することを拒みましたが、
「スティーブ氏を必ず大学に生かせる」という約束をし、
養子縁組は成立しました。

17年後、スティーブ氏は大学に行くことになりますが、労働階級である両親の給与は
ほとんど彼の学費に当てられました。
入学して半年、スティーブ氏はその価値が感じられず、
将来やりたいことも無い、
大学が果たしてその夢を見つけてくれるのか分からないまま、
両親が人生をかけて稼いでくれたお金を使い果たしている自分に疑問を抱いていました。

そして大学中退を選びます。

その時は不安のある決断でしたが、今見返すと、
人生で最高の決断の一つであったと彼は言っています。

その後は、必修で取らないといけなかった科目は取らず、
自分に興味のある講義に足を運ぶように。

決してきれいとは言えない学生生活

coca cola bottle
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中退した後はドミトリーも無いので、
友人の部屋の床で眠り、コーラの瓶を集めてお小遣い稼ぎ、
日曜日の夜は無料の夕食を食べに、11キロを歩いて
食料を提供してくれる教会に通ったとのこと。

一番面白かったクラス

person writing on brown paper
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彼が面白かったと語るクラス、それは「calligraphy-書道」のクラス。
サンセリフ体等の書体に科学が論破できない美しさがそこにはあり、
Appleのコンピュータにそれを組み込んだとのこと。
大学を中退していなければ、現在のコンピュータに美しいフォントやスペースが
組み込まれることは無かったであろうとスティーブ氏は言っています。

人生は未来を見てどの点が線で繋がれるかは分からないが、
人生を見返す時にそれが分かると。

実家の車庫で創業したApple

apple logo
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20歳の時、友人と二人で車庫でAppleを創業。その後従業員4000人、2500億円を超える
会社に成長します。
そしてMaccintoshコンピュータを発売した1年後、自分が創業した会社をクビになります。
一緒に会社を作っていけると思った人と仲たがいし、会社の役員は
スティーブ氏を支援せず、30歳でApple社を去ります。

最初の数カ月は何をしてよいか分からず、
渡されたバトンを落としてしまったように感じて、
シリコンバレーから去ることも考えたと言います。

でもそこで彼が気づいたことは、

「自分がやってきたことを愛していること」

でした。
成功者という重圧から逃れ、ビギナーとして
再出発。
次の5年間でNext,Pixarを創業、奥さんと出会い結婚もしました。
ピクサーは今では世界で一番成功しているアニメ会社の一つとなり、
AppleがNextを買収したため、スティーブ氏はApple社に帰ることになります。

彼はApple社から解雇されたことを苦い薬だったと言いますが、
その時の自分には必要だったとしています。

余命3~6カ月のガン宣告

人生の大きな決断を決める時に有効になるのが、
「死に直面した時、本当に何が必要か残る」とスティーブ・ジョブズ氏は言っています。

実際、2004年、膵臓がんが見つかり、余命3~6カ月だと医師に宣告されました。
幸い、彼の腫瘍は手術で取り除けるガンであることが分かり、
1年後スタンフォード大学の卒業式でスピーチをしました。

ですが、2011年に56歳の若さでこの世をさりました。
今でも色々な起業家や経営者の中で伝説とされる素晴らしい人です。

伝説①1ドルの経営者

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スティーブ・ジョブズ氏の伝説はいくつかありますが、
有名なもののひとつとして、1997年から2011年毎年報酬を1ドルしか受け取っていなかったという伝説。これはカリフォルニア州で収入証明が必要なため、最低賃金の1ドルとしていたとのこと。
これは、彼が戻ってきたときに、自分が家の車庫で創業したApple社をどれくらい大切にしているか、
ということの表現だったとも言われています。

伝説②自分の子どもにはiPadを極力触らせなかった

laptop technology ipad tablet
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とあるインタビューで「子どもたちもiPadが好きなの?」と聞かれたときに、
「いや、家ではなるべく触らせないようにしている」として、電子媒体やデバイスを極力
子ども達は触れないようにしていると話していました。
これは、iPadがどれくらい中毒性が高いか彼だからこそ知っていた結果かもしれません。

伝説③スティーブ・ジョブズ氏はコードを書いたことがない

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Apple社の共同設立者であるスティーブ・ウォズニアックさんは、
スティーブ・ジョブズ氏が一度もコードを書いたことがないと言っていました。
「彼はエンジニアではなかったし、オリジナルのデザインもしていないけど、
十分に知識があったから、一部修正したり、新しいデザインの追加などは可能であった」
と伝えています。

スティーブ・ジョブズ氏の名言


Sometimes life hits you in the head with a brick. Don't lose faith.
=時々人生で頭をレンガで叩かれたように感じる出来事があっても、信仰を失うな」


You got to find what you love.
「愛するものを見つけなさい。」



Keep looking, don't settle.
「探し続け、定着するな。」



If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today ?
「今日が人生の最後の日だとしたら、
今日することを本当にしたいと思えるか?」

素敵ですよね!頑張って今日も愛していることを行って、
生きましょう!





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