子育て

妊娠の虫歯を予防するには?

woman in yellow button up top
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

こんにちは!bearです。妊婦の虫歯、経験者です。
妊娠中はつわりやホルモンの関係もあって、歯の衛生環境も
不安定になりがちですよね?
私も一人目妊娠中はなんと虫歯が3本も
無料の歯科検診に行ってショックでした…。
しかも、検診は妊娠7ヶ月の時で、治療は重いお腹と頻尿に
耐えながら頑張りました。。。

妊婦の虫歯は通常の虫歯よりも大変

pregnant mum


別の治療も残っていて、そちらは出産してから、
となったのですが、出産後に行けるタイミングが全然ありませんでした。泣

その苦い思い出から学び、虫歯予防をして、
二人目妊娠の時は虫歯0本!もう3年くらい歯医者さんに
定期健診に行ってますが、いつもお墨付きをもらっています。

もし可能なら、妊娠中でも虫歯にならないよう予防しておきたい!
ですよね?
私が学んだ知識とその虫歯予防法を今日はご紹介します!

虫歯の原因①口の中がずっと酸性になっている

まず、虫歯はどのように起こっていくのかという原理ですが、
口の中が酸性になることによって、歯の成分が溶け出します。(下の図参照)
虫歯菌(ミュータンス菌)が糖分を餌にして作りだした酸によってそれが起こります。
普通、歯はエナメル質で頑丈にコーティングされているのですが、
酸によって歯が溶け出すと、その頑丈な守りがなくなってしますのです。

https://weathernews.jp/s/topics/202111/080095/ より引用
https://weathernews.jp/s/topics/202111/080095/ より引用

なので、間食が多い人はずーっと口の中が酸性になっていたいりするので、
虫歯へのリスクが高まります!
酸性の度合いもありますが、唾液によって、中性に戻すためには約45分くらいは
かかると言われているので、その間にまた何か食べてしまうと、
またお口の中が酸性になり、虫歯菌(ミュータンス菌)が活発になる
状態を作り出してしまうのです。

虫歯の原因②妊婦さんのホルモンバランス

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Photo by Lukas on Pexels.com

妊婦さんは常にホルモンバランスが変化していますが、
このバランスの影響で唾液量が減ってしまうのです。
唾液はお口の中を酸性→中性に戻してくれたり、
お口の中をきれいにしてくれる役割を持っているので、
お掃除役がいなくなってしまうと、お口の中は不衛生に。
その結果、虫歯になりやすくなるということです。

虫歯の原因③つわりによって歯磨きが出来ない

white organic toothpaste tube and bamboo toothbrush on green leaf
Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

「歯磨き粉のにおいがダメで…」「歯ブラシの感触がダメになってしまって…」
など、つわりに苦しんでいるママさんも多いのが実情。
歯磨き自体が億劫になってしまって、更に口が不衛生になるということもあります。
でも、日々の習慣で虫歯は防げる!
次からは今日から実践できる方法をご紹介。

妊婦の虫歯予防①間食は時間を決めて食べる

tortilla chips on table
Photo by Craig Adderley on Pexels.com

おやつや甘味料を楽しんでいけないわけではないです!
むしろ、妊娠してるとジャンクフードや甘いものが無性に食べたくなったりもしますよね?

つわりの時期など、食べれるときにとりあえず食べる、という時期は
難しいかもしれないですが、例えば、

  • 間食は10時と15時のみ
  • 食べたら歯磨きする
  • 食事も長時間でなく、デザートも含めて1時間位で食べ終わるようにする
  • ジュースや甘い飲料を飲まない

など、口の中が酸性になる状態を少しでも短くするために、
飲食の時間を決めて、それ以外は糖分はとらない!と決めるだけでも
かなり変わってきます。

「ながら食べ」をついついしてしまいたくなりますが、
その時間だけ食べる、甘い飲料は時間を決めて飲む、
ことを心がけてみてください。

妊婦の虫歯予防②キシリトール100%のガムを噛む

これは私が通う歯科医院さんでも推奨されたことですが、
「食後に歯磨きした後に、キシリトール100%のガムを噛んでください」とのこと。

100%が大事なのです。なぜか?

キシリトール100%ではないということは、
別の甘味料が入っている→糖分がそのガムに入っているので、
せっかくキシリトールガム噛んでいるのに、虫歯菌の餌である糖を
口の中にばらまくことになります。

Bear

キシリトール100%なら何で大丈夫なの?

ミュータンス菌(むし歯菌)は糖分を分解して酸を作り出し、これがう蝕(むし歯)のもとになりますが、キシリトールはミュータンス菌に分解されず酸産生の原料になりません。
またキシリトールはカルシウムと結合して輸送することにより、歯の修復(再石灰化)も促します。
ほかの糖アルコールと同様に、口に入れると味覚が刺激されるため唾液分泌を促進します。

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/teeth/yh-037.html

虫歯菌の餌にならないだけでなく、歯の再石灰化を促してくれる!(歯をまた強くしてくれる)なんて
嬉しいことだらけですね。
先ほど書いたように、キシリトール100%がおススメですが、
店頭で手に入るキシリトールガムには100%の商品はありません。。。

購入したい方は、オンラインでの購入、もしくは近くの歯科医院さんでの購入をおススメします。
(私もいつもオンラインで仕入れています)

おススメは1日に4個~6個を噛むことだそうです。
間食代わりに噛んでみてもいいかもしれないですね。

妊婦の虫歯予防③なるべく食後は歯磨き

a woman brushing her teeth
Photo by Marcus Aurelius on Pexels.com

食べた後、甘い飲み物を飲んだ後、
眠気もあるし、ついついそのままお昼寝~夕寝~なんて
こともあるかもしれないですが、そこは重い腰をあげて歯磨きへ!

私は歯磨きしながら少し運動も兼ねて、
一石二鳥になるように頑張っています。

食後に歯磨きをすることで、虫歯菌の餌となる
糖の除去もできますし、口の中の酸性の状態を早く
中性に戻していくことができます。

虫歯かな?と思ったら歯科検診

一度虫歯になってしまうと、自分で治癒することは出来ないので、
早めに歯医者さんに行くことをおススメします。

「歯は自分で治癒できない体のパーツの一つなんですよ~」
と前に歯医者さんに言われました。

快適な妊婦ライフを送るためにも、ぜひ健康な歯で過ごしてくださいね!

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