子育て

話題の「リスキリング」の意味は?リスキリング事例も紹介!

こんにちはbearです。「リスキリング」話題になってますね!
「リス・キリング(=リスの殺し合い?)」「リ・スキ・リング(=もう一度好きになる指輪?)」等色々な考えがめぐってきますが、私は約2年前に実際に育休中にリスキリングをしました。実際に第一子の育休中にリスキリングをしたbearが今日はその意味と、実際にどうだったか?のリスキリング事例をお話したいと思います!

リスキリングの意味は?

reskilling

まず、「リスキリング」の本当の意味ですが、ケンブリッジの辞書にはこう書いてあります。

reskilling(/ˌriːˈskɪlɪŋ/) = the process of learning new skills so you can do a different job, or of training people to do a different job:

https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/reskilling


つまり、「リスキリング=新しいスキル(技術)を学ぶための過程であり、違う仕事や他の人をトレーニングして違う仕事をしてもらうための事」を指すようですね。

違う仕事をするための、新しいスキルを育休中に学ぶと。。。無理!そんな時間無い!

と言いつつも、実際に私は「リスキリング」を少し自分で体験したので、今日はそのリスキリング事例を書きます。

育休中リスキリングのきっかけ、理由

studying mum

前から学びたいと思っていた科目があり、それをオンライン大学を通して1年間学ぶ機会を探してました。がっつりした大学、学問!という感じではなく、週3~4時間の自分の時間が持てれば、講義をオンライン視聴で聞いて、各科目ごとのテストを自分で受けていくというもの。それを全てクリアすれば、1年後にはディプロマ(学位)が貰えるというタイプでした。

出産をする前は、「週3~4時間なんて、余裕でしょ!」と思った浅はかな私は、出産の1カ月ほど前、産休に入ったタイミングで入学し、リスキリング事例を一年間体験しました。
(ちょうど子供が4月末出産予定で4月入学だったので、産む前に始めました。)

最初は、子どももいないし、産休中だし、余裕余裕と思っていましたが、出産後に時間が無くなるかも…という漠然とした不安を持っていた私は、少し早めに、1学期分は終わらすぐらいのスピードで出産前に猛勉強(?)しました。

出産してからは勉強時間あった?

clock

無い!です!!!!(声を大にして言いたい)笑
特に、出産してからの1~3カ月は、体も回復中でボロボロだし、細切れ睡眠しかとれないし、慣れない育児で家事もままならず、という感じで、パソコンを開くことさえほぼしませんでした。

リスキリング出来る人ってどんな人?

岸田総理や他の政治家の方がおっしゃっている、「リスキリング」の推奨って、そもそも、忙しくても、睡眠5~7時間くらい、誰にも何にも邪魔されない、快眠が毎日出来る人、それによって回復した体力と冴えた健康な脳がある人のみが出来ることなのかなって、体験した個人としては思います。
昼寝とかも併せて、合計すると6時間くらいは寝れてるかもしれないのですが、細切れ睡眠は本当に疲れが取れないし、脳が働きません!

昼寝の時とか時間あるのでは?

子どもが昼寝してる間に他のことできるでしょ?って思っている方もいると思いますが、その間もひたすら「眠い」「休みたい」しか私は考えれませんでした。
子育ては体力勝負。赤ちゃんが一日泣いていると、それだけで気が滅入ります。
あとは、ホルモンバランスもめちゃくちゃで、泣きながら赤ちゃん抱っこしたり、ちょっとしたこと「うわあああああ」って泣いてたので(情緒不安定)、「毎日勉強頑張るぞ!」なんて気持ちは1mmもありませんでした。

リスキリングを断念したのか?

Never Give Up

上記で全く時間も体力も無かったと書きました。じゃあリスキリング失敗だったのか?ということですが、結論からいくと、無事に3月に学位を取得して、卒業しました。
何度も

「辞めてしまおうか…」
「ちょっと休学しようかな」

とも考えましたが、下記の理由で続けました。

  • 学費を既に払ってる(貧乏性)
  • 育休復帰して、仕事+家事+育児になったらもっと出来なくなる気がした
  • せっかく始めたので終わらせたい(性格上)
  • 3カ月して、眠さは変わらないけど、少しずつ生活リズムが出来てきた
  • 旦那さんが家事育児をすごく手伝ってくれていた(→これがなかったら無理でした)

次は、1年で卒業してやる!と決めた私なりの、一日の育児+リスキリング事例スケジュールを書いていきます。

リスキリング事例スケジュール(生後約4カ月ごろ)

baby

少しずつ子育てに慣れてきた私は、無理をしない範囲で勉強を一日の中に取り入れていくことにしました。

大まかな24時間スケジュール

時間スケジュール
7:00子どもと起床
7:00-8:00授乳、自分のご飯、洗濯
8:00-9:00子どもと遊ぶ、皿洗い、掃除
9:00-10:30子ども朝寝(全然寝ない日もある)
10:30-12:00一緒に遊ぶ、公園などに外出
12:00授乳、自分昼ご飯、片づけ
13:00-13:30子ども昼寝
13:30-15:30午後遊び
15:30-16:00子ども昼寝②
16:00-19:00授乳、遊び、お風呂
19:00授乳、子ども就寝、晩御飯準備
20:00晩御飯、片づけ
21:00勉強(リスキリング)
22:00授乳、その後自分就寝
1:00授乳
4:00授乳

ざっくりでいくとこんな感じでしょうか?もちろんお昼寝や授乳の時間は毎日違うので日によって全然出来なかった日もありますが、出来る日はリスキリングの時間を一時間程確保しようと頑張りました。
他にも隙間時間でやろうとこんなこともしてました。

隙間時間の使い方

  • 授乳中に片耳イヤフォンして講義を聞く(赤ちゃんの状態はいつも確認&ほほえみは忘れない)
  • 夜中に搾乳しているときに動画視聴
  • 旦那さんに今日は勉強したいと事前に伝えて、家事を代わりにやってもらう
  • 公園などでベビーカー押して散歩しているときも時々片耳で講義聞く

生後4か月の時も夜中3~4時間おきに起きる子だったので、昼子どもが寝ているときは一緒に寝るようにしました。それでないと体力が持たない。。。
逆に夜中に泣き声で起きたときは子どもが寝ても自分は目がさえてしまったり、添い乳等はしないようにしていたので、授乳を終えた後に少し勉強したり、としていました。(今思うと頑張ってたなあ。。。)

実際にリスキリングをした感想

working

私は転職したい!とかでなく、あくまで自分の仕事+αの知識をつけたくて育休中に学位を取得しましたが、中々難しかったです!
上でも書いたように、私のリスキリング事例は勉強時間3~4時間/週だったからまだ出来たものの、毎日2~3時間勉強しないと合格しない資格試験等はかなり難しいと思います。
また、ワンオペで頑張っている人、既に子どもが複数いる人は、更に自分の時間確保へのハードルがあがります。

勉強にしても、趣味にしても、時間が中々取れないボトルネックになるのは下記かなと個人的には感じました。

ママパパのリスキリングが難しい理由

  • 細切れ睡眠による疲労、体、脳みそへの負荷
  • 仕事とはまた違う、24時間オペレーションによる疲労
  • 子供の体調、夜泣きによって必要最低限の家事さえ精一杯な日も多々ある

自分のご飯さえゆっくり食べれないとか当たり前なので、本当、育児をやっているだけで、毎日ママさんパパさんは素晴らしい存在です!
「育児休暇」という「休暇」の文字に騙されず、自分に合った子育て、時間の使い方を皆さんがしてもらえたらと思います。一番大切なのは、ママパパが楽しんで人生を生きて、赤ちゃんもそれを見て幸せだなって家族みんなで思える生活だと思います。
無理せず、子育て、家事、頑張りましょう!

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